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特集1

天台宗無量寿山善福寺

ご先祖さまの恩に報いるため感謝の心を忘れず、一日一日精進していきましょう。

下仁田ネギは元気の根源

ネギは、私たちの食生活の脇役として食卓に並びます。

下仁田ネギ(殿様ネギ)の歴史

下仁田ネギは、根深系のネギの変種であります。何時の頃からか下仁田で栽培されいたのは定かでないが、桜井家に残る古文書に、文化2年(1805年)11月2日に江戸城内の大名から寄せられた御用留の「ネギ200本送れ」という文書が残っております。下仁田ネギの名は、江戸において広く流通していたようです。下仁田で作られるネギは、風味がよく大名が珍重していたようです。

ネギの原産地

中央アジアおよび中国西部の原産で、ユリ科の多年草です。葉は円筒形で先が尖り、中はからであり、基部はさやとなって茎を包んでいます。

ネギの種類

加賀系の代表品種は、下仁田・加賀・岩槻・坊主不知等がある。
千住系の代表品種は、千住黒柄・千住合柄・千住赤柄等がある。
九条系の代表品種は、越津・九条太・九条細・三州等がある。

ネギの効能

ネギ特有のつーんとくる辛み(アリシン)が健康によい。

1.血行をよくして、体を温める。
2.疲労効果のあるビタミンB1の吸収を高める効果がある。葉ネギにはカロチン・ビタミンCが含まれており風邪の予防になる。
3.ネギに含まれるイオウは、鎮静効果がある。枕元に置くとリラックスでき、不眠に効果がある。
4.アリシンは、血小板の凝固を防ぎ血液をサラサラにして、心筋梗塞・脳梗塞の予防になる。
5.ネギは、悪玉コレステロールを防いで、高血圧の予防になる。

このように沢山の効能があるので季節的にも鍋にネギをいれて寒い冬を健康に過ごしましょう。