こんにゃくの歴史

こんにゃくのルーツ	こんにゃくはサトイモ科の多年草植物。東南アジアが原産地と広辞林に記載されています。
こんにゃくの栽培	こんにゃくは、デリケートな作物で栽培が結構難しいとされております。 1. 直射日光を嫌い、強い日差しがささないところを好みます。 2. 雨量が多く、水はけの良いところでないと病気になったり腐ったりします。 3. 気温は低すぎると病気になります。
こんにゃくの栽培の適地	以上の3点からも下仁田町がこんにゃく栽培に適していることが伺えます。 1. 山間部であり日照時間が短いこと。 2. 畑が山の傾斜を利用した段々畑であり、水はけが良いこと。 3. 山間部であり、平坦部より風が穏やかで台風などの水害も少ない。
こんにゃくの花	高さが約1m位に成長し、塊茎の中央から葉柄が出て羽状に裂ける。春には長い花茎が出て、1枚の大きな苞（ほう）に包まれて、多数の雄花・雌花（暗紫色）が棒状に咲く。塊茎は、大きな球状をしており、こんにゃく玉と言われております。
こんにゃくの玉	こんにゃくの根茎。球状で少し平たい形状をしており、直径25cmにもなるものもあります。主に2年生・3年生のこんにゃく玉は食料品に加工されます。
製粉加工	昔は、下仁田町の河川は河川幅が狭く流れが速いため水車を利用して、また適度な風にも恵まれていたため、こんにゃく玉を乾燥させて製粉に加工していた。現在は、製粉の機械を使いどこでもこんにゃく玉を製粉にできるようになった。